10月に入り朝晩がめっきり涼しくなり、ようやく秋の訪れが感じられるようになってきました。
スーパーの店頭には、ぶどう、梨、りんご、柿など旬の果物が並び始め、味覚の秋も到来です!
みなさんは、そんな秋に実る果物に「花梨(カリン)」があるのは、ご存知でしょうか?
ほとんどお店に並ぶことがない珍しい果実で、のど飴や果実酒に使われるあの“カリン”と言えば、知っている人も多いのでは。

今回は、そんな花梨や柿など秋の果物が実っている、まるで小さな森のような公園『豊島区立 長崎公園』をご紹介したいと思います。
クチコミ評価も高い!大人が立ち寄る憩いの場

椎名町周辺には、大小合わせて10以上の公園が点在しています。その中でも比較的大きめな公園で緑地面積も広いです。
クチコミを調べてみると、
- 「木が多くて大人が散歩を楽しむのに良い公園」
- 「緑も多く、木陰にベンチがあるので休憩するのにちょうどいい」
- 「季節の花と実、たくさんの四季の木々があって楽しめる」
- 「花壇にいろいろな花が咲いていて落ち着いた感じ」など。
かなり高評価なのが分かります。
「これは、実際行って体感しなければ分からないよね!」と、さっそく検証すべく出掛けてきました~(笑)。
木漏れ日が気持ちいい!森林浴もできる雑木林風な空間
「長崎公園」と彫られた大きな石の右手奥には、木々が生い茂る雑木林風な空間があります。

目の前の階段を少し上った先に築山があり、その頂上から下へ流れるように石で造られた小川も。夏には水遊びができそうです。


まるで小さな森の中を歩いているかのような小道から空を見上げると、葉っぱの間からこぼれ落ちる柔らかな太陽の光に、つい深呼吸をしたくなるような何とも言えない心地良さを感じます。


その先の花壇には黄色や青、ピンク色の可憐な小花たちも咲いていました。


公園の外周をぐるりと囲むように敷かれたレンガの小道に沿って奥へ進むと、頭上の木の枝に実がなっていることに気づきます。


ナント!柿がなっているではないですか!しかも、こんなにたくさん!
小さい頃に田舎で当たり前に見ていた秋の景色が、まさかこんな都会の真ん中で見られるなんて!と驚きと同時に少し懐かしく思いました。
ちょっとセンチメンタルな気分になりながら柿の木の下を通り過ぎると、何やら見たことのない不思議な実がなっている木を発見!
“縁起の良い木”と言われる秋の果物「花梨の木」とは?

この実は何だろう?リンゴにしては、ちょっと長いし、アケビにしては大きすぎるような…。
今まで見たことのない初めて見る果実について調べてみると、江戸時代に中国から入ってきた「花梨」という木の実。一説によると弘法大師が日本へ持ち帰ったともいわれています。

昔から縁起物として金運アップや商売繁盛に良いとされ、観賞用に庭に植えられてきたそうです。それには「花梨(カリン)」という名前が所以となっており、
「カリン=(お金を)借りん」“借金をしない”という語呂合わせからきています。いわゆる縁起担ぎのひとつで、それにあやかろうと庭に植えている家が多かったようです。
こんな縁起物があったなんて知りませんでした。理由がおもしろいですね!(笑)
因みに、名前に梨の文字が入っていますが梨とは全く関係なく、唐木「花櫚(かりん)」の木目に似ていることから名付けられたとか。
花梨の木のそばの公園南側には、芝生の広場と地域の人が大切に育てているバラ園もありました。




学習院大学の職員住宅跡地に、平成8年1月に公園として造られました
道路をまたいで隣には児童公園も併設されており、2つ合わせて『豊島区立 長崎公園』といいます。

春の時期には珍しい「緑の桜御衣黄」が見られる貴重な公園です。四季折々の木々や草花が楽しめる地域住民の憩いの場になっています。
訪れた日は、紅葉がこれから見頃になる秋晴れの日。
公園内のベンチには、休憩をしているサラリーマンや読書を楽しんでいるお年寄り、ベビーカーを引いた若いお母さんなど、それぞれが思い思いに木陰でゆったりと過ごしていました。

そんな森林浴もでき、季節の花や実を鑑賞して楽しめる『豊島区立 長崎公園』へ、みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか。
10月~11月の時期は、珍しい花梨の実が次第にレモンのように黄色く色づく様子が見られます。
豊島区立 長崎公園
住所:東京都豊島区長崎3-25-15
最寄り駅:西武池袋線/東長崎駅 徒歩6分、椎名町駅 北口徒歩12分
営業時間:24時間



















