皮までおいしい!無農薬の安納芋。要町駅すぐ焼き芋屋台『焼き芋よろず』

今回は、10月23日に西池袋の複合エリア「ニシイケバレイ」内にオープンした焼き芋屋台『焼き芋よろず』をご紹介します。

焼き芋といえば、日本の冬の風物詩の一つにもなっている屋台や軽トラックで売り歩く姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

子どもの頃、聞こえてくる「ポー」という笛の音と「い~しや~きいも~おいも~」の声や荷台に積まれた釜から香る香ばしい焼き芋の匂いに、急いで後を追いかけた方も少なくはないのでは。

私も手渡された新聞紙に包まれたホカホカの焼き芋を、大事に抱えて家まで帰ったのを覚えています。

最近では、ヘルシーさと手軽さが受けてスーパーやコンビニ、ドン・キホーテでも売られるようになってきましたが、懐かしい昭和の匂いがする焼き芋屋さんの趣とは違いますよね。

また、当時の焼き芋はホクホクとした食感のイメージでしたが、近年は“安納芋”などの甘味が強く、ねっとりとした食感が特徴的な品種が人気のようです。

そんな“安納芋”を無農薬で育て販売している焼き芋屋が、要町駅7分ほどのところにある「ニシイケバレイ」内の古民家「Chanoma(チャノマ)」の前にオープンしたと聞いて行ってきました!

※「ニシイケバレイ」については、以前ご紹介した『うつわ base FUURO』の記事をご覧ください。

なんと!今はほとんど見かけなくなった焼き芋屋台をDIYで作成

大通りから、「ニシイケバレイ」内のさんぽ道を進むと築70年以上の木造平屋をリノベーションしたカフェ『Chanoma(チャノマ)』があります。

入り口には木造の赤い屋根の門と白い塀があり、その並びの石畳前に見える小さな屋台が『焼き芋よろず』です。木目のキレイな白木で作られた屋台とナチュラルな色合いの暖簾がイイ雰囲気を出しています。

何でもこの屋台、店主夫婦がDIYで作成したそうで、暖簾も店主・奥さまの手作りなのだとか。
側には看板も立っていて、円を重ねたような枠の中に店名が印字されたロゴは、友人のデザイナーさんによるものだそうです。

キャッチコピーの「皮までおいしい、こだわりの安納芋」と書かれた文字に、もう食べる前からおいしそう!と期待が膨らみます(笑)。
では、さっそく楽しみにしていた焼き芋を買ってみることに。

1袋500円!量り売りの芋の種類は、来店タイミングにより異なります

本日の芋の種類は、ねっとりとした食感と高い糖度が特長という“安納芋”。
日によっては、“安納こがね”を販売することもあるそうです。違いは皮が紫色の“安納芋”と、黄金色の“安納こがね”。

「訪れた日や時間帯によって焼くお芋が変わるため、ぜひ違いを味わって欲しい!」と、お子さんを背中におんぶしながら接客をしていた店主・奥さまがおっしゃっていました。

屋台で焼いているのかと思い見せていただいた保温機の中には、袋詰めされた焼き芋が入っており、焼いているのは後ろに置かれていた専用のガス窯で行っているようです。

渡された紙袋に、つい「あったか~い!」と声が出てしまったほど、ずしっと感じる重さと焼き芋の香りに待ちきれず、中を覗いてみると。
大小合わせて6個入っていました~!

これはうまい!まるでスイートポテトみたいな、ねっとりして甘い天然のスイーツ安納芋

比較的、小ぶりのサイズが多いのには理由があるそうです。小さいサイズのお芋の方が糖化しやすく甘くて食べやすいため、あえて入れているのだそう。

その場で食べたい気持ちを抑えながら、急いで帰宅して食べてみると。
実際、私も食べるまでは、スーパーやコンビニの焼き芋とさほど変わらないのでは?
と半信半疑でしたが、実食して「皮までおいしい!」に納得です。

とにかく、皮が柔らかくねっとりしていて、舌触りが滑らかで濃厚さの中に糖度の高い天然の甘さが後引く絶品のおいしさです!

更には、無農薬という事で小さいお子さんがいるお母さんも皮を気にせず、安心して食べられるのもうれしいですよね。

温かいうちに食べればより一層、とろけるような食感を楽しめるのではないでしょうか。
因みに購入して直ぐに食べたい方は、屋台の奥にあるカフェ「Chanoma(チャノマ)」でゆっくり食べることもできます。または、外のベンチを利用するのも良いかも。

私の後に買われた方は、そのままカフェで食べていました。また、カフェから屋台の様子や食べている人を見て、わざわざ出てきて買いに来る方が何人も見かけました。

営業日は毎週土曜日のみ!山形の兄が育てた芋を店主の妹夫婦が焼いて販売

店主・奥さまと客との会話のやりとりで聞こえてきたのは、同郷の方が「おいしいと噂を聞きつけて初めてきました」や「先週も来ました!」とオープンして1ヶ月でリピーターが増えるほどの人気っぷりに驚きました。

そんな焼き芋屋台『焼き芋よろず』とは、店主・奥さまの地元(山形酒田市)で兄(萬さん)が育てた無農薬の安納芋を使って、店主夫婦が創めた屋台形式のお店です。

店主・奥さまに「ニシイケバレイ」にお店を出すきっかけを伺うと、ここのオーナーさんと知り合いだったこともあり、焼き芋の屋台の話をしたところ偶然にもオーナーさんも焼き芋のお店を誘致したいと考えていたとのことで合意し、出店することになったと教えていただきました。

念願叶った焼き芋屋台『焼き芋よろず』の営業ですが、現在の営業日は毎週土曜日のみで時間は11:00~17:00(売切次第終了)とのこと。
理由は、まだ小さいお子さんがいることもあり、子育て優先のためなのだといいます。(芋萬HPより抜粋)

私が訪れた日は、営業して5回目の土曜日でした。次から次へやって来るお客さんへ、ご夫婦で仲良く焼き芋を販売している姿はとても楽しそう。

穏やかな雰囲気と人柄の良さが、焼き芋以上に人を惹きつける魅力的な店主夫婦に何故かほっこりする焼き芋屋台でした。

みなさんもぜひ!お近くに来た際は、皮までおいしい!こだわりの安納芋を食べてみては、いかがでしょうか。4月頃までの期間限定です。

焼き芋屋台『焼き芋よろず』
住所:豊島区西池袋5丁目12-3 ニシイケバレイCHANOMA前
最寄り駅:東京メトロ副都心線/池袋駅C2出口より徒歩4分
    :東京メトロ 有楽町線・副都心線/要町駅6番出口より徒歩7分
営業日:土曜日のみ
営業時間:11:00~17:00(売切次第終了)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。