都会にいると「森林浴でリフレッシュできたらうれしい!」と思ったり、「子どもには自然の中で遊び、いろいろ経験しながら学んで成長して欲しい」と思う方は多いのではないでしょうか?
今回は、都会にいながら身近に自然を感じられ、リフレッシュもできそうな「目白の森」をご紹介させていただきます。
里山の雰囲気が味わえる貴重な森

「目白の森」は、都会にいながら里山の雰囲気が味わえる貴重な森として、平成9年に開園しました。

江戸時代、この一帯は「鼠山」「くぬぎ山」と呼ばれ、将軍家の猪狩、放鷹、「春秋騎馬勢子調馬の地」となっていた記録もあるそうです。
この土地は、長い間お屋敷として使用され、その間に樹木が茂り区内でも有数の屋敷林となり、地域の環境向上に寄与していたそうです。

しかし、平成6年にこの周辺に開発計画がもちあがり、緑地の存続が危ぶまれました。
すると、みどりを保全したいという多くの近隣の方の熱い想いが行政を動かし、開発は白紙に。
そして、平成9年「区民の森」として開園することとなりました。

園内は、屋敷林だったころの樹木をなるべく残しながら、森を楽しめるよう整備されています。

今では珍しい手押しポンプがついた井戸もあり、水道が整備されているのが当たり前の子どもたちには喜ばれそうです。
こぢんまりとした園内ながら、たくさんの動植物が共生

園内は、こぢんまりとしていましたが、入り口の掲示板なども含め、野鳥や昆虫、植物など多数の動植物が自然に近い状態で共生しているのがわかりました。

実際に、園内を散策するとトンボ池にはザリガニの隠れている姿や、小魚の姿も見られました。

また、アゲハチョウやクロアゲハも見かけました。
多くの野鳥も訪れるようで、「オオタカ」や日本一小さな鷹「ツミ」の写真が入り口の案内場に掲示してありました。
鷹まで訪れるなんてびっくりですね!

野鳥の写真を撮影しに園を訪れていた方からは、「シジュウカラ」のお話もうかがえました。
写真に写っている巣箱では、昨年の5月に「シジュウカラ」がここで子育てをしていて、6月には雛たちが巣立っていったそうです。巣立つ直前には、巣箱近くの木で餌をとったり飛ぶのを練習したりする姿も見られたそうです。
しかし今年は、残念ながら姿を見ていないとのことでした。
ちょうど巣作りをする頃に、公園の手入れのため木を伐採していたりしていたからかも…なんてお話も聞かせていただきました。お話をうかがわなかったら、ただの空の巣箱だ~と通り過ぎてしまうところでした。
このように、短時間の散策でもいろいろな動植物が共生していることを感じとれました。
楽しく遊びながら学べる!


このように、自然がたくさんの園内。園内には、自然について学べるよう、植物の名前やどのように生活と関わっているかなどの情報も掲示されています。
また、植物の名前を楽しく学べるよう、その植物の近くにクイズの表示板をたてるなど、自然を学ぶための工夫がたくさんされていました。
いろいろ見ていると大人でも知らないことがたくさんありました!

例えば、園内にある「ムクロジ」について。種子が羽根つきの球に使われていたことも知りませんでしたし、果皮は、せっけんの代用として使用されていたことも知りませんした。

この「ムクロジ」ですが、園内にたくさん落ちていました。
たまたま遊びに来ていたご家族の娘さんは、保育園に通っている時に、お散歩でこの公園にきて「ムクロジ」を拾い、保育園に帰園してからみなで実験したそうです。結果は、少し泡立ったそうです(笑)。
なかなかできない経験ですね。
「目白の森」は椎名町駅から徒歩10分

このように身近で自然が豊かでいろいろ学べる「目白の森」は、閑静な住宅街にあります。
椎名町駅からは徒歩10分。「目白の森」の駐車場はありません。周辺にコインパーキングはありますが、道も狭いので公共交通機関を利用するのがおすすめです。
ちょっとリフレッシュしたい時や、子どもさんを自然の中で遊ばせ学ばせたいと思った時には、ぜひ行ってみてくださいね。
東京都豊島区立「目白の森」
住所 :東京都豊島区目白4-11-21
アクセス :JR「目白駅」より徒歩15分
:西武池袋線「椎名町駅」より徒歩10分
:下落合4丁目バス停より徒歩5分
開園時間:4月-9月 8:00-17:00
:10月-3月 9:00-16:00
休園日 :12月29日-1月3日




















